nunkoikeの日記

32週で第一子を死産

入院1日目

子宮内胎児死亡宣告の翌日は祝日だったため9/23に入院となりました。

ちなみに子宮内胎児死亡宣告当日先生から

赤ちゃんがお腹にいる状態で胎盤が剥がれてしまう「胎盤剥離」の可能性があります。

胎盤が剥がれてしまうと大出血してお母さんの命が危険です。

医者としてこのまま入院してもらったほうが安心ですが、精神的には自宅に帰る方がいいと思いますがどうしますかと。

心配ではありましたがこのまま一人で入院して頑張れる自信がなかったので

何かあればすぐに病院に来るという条件付きで帰るという選択をしました。

 

 

急な入院とはなりましたが入院準備は早めにやっていたため最低限必要なものは揃っていました。

この時持参したものは

・産褥パンツ4枚

・授乳用ブラ2枚

・前開きパジャマ1枚

・パジャマ1枚

・セレモニードレス

・悪露用ナプキンMサイズ1パック

・ペットボトルのお茶

・キャップ付きストロー

・スキンケアセット

・シャンプーリンス

 

助産師さんの配慮で入院病棟とは別階の部屋を用意してもらい旦那と二人入院できることになりました。

赤ちゃんの声が聞こえたら精神的に辛いからねと。

このときの助産師さんが本当に良い方でいろんな話をしてくれたし話を聞いてくれました。

泣くことは悪いことじゃないし

悲しいときは二人で泣いて励ましあえばいいんだよと。

赤ちゃんはママ・パパに乗り越えられない試練は与えないよと。

 

私が一番うれしかった助産師さんの言葉は

「こういう時パパは我慢しがちだから、我慢せず泣きなさい。」

パパへの配慮の言葉でした。

両親や看護師さん、先生からは実際に出産するママへ心配する言葉はたくさんもらってきたのですがパパへの言葉って実は少なくて。

実際にこの3日間私は泣きっぱなしだったのですが、泣くたび旦那は優しい言葉をかけてくれたり、泣いていたら息子が心配するから僕はもう泣かないよと言っていました。

きっと私を支えなきゃと思って無理をしていたと思います。

もしこれから出産を控えている方がいましたら

パパへ「一緒に頑張ろう」と励ましパパの不安もぜひ聞いてみてあげてください。

出産って一人でできるものではなくパパとママ協力して出産するものなんだと

2人で出産頑張ろうと強くなれた言葉でもありました。

 

旦那は本当によく頑張ってくれていましたが入院してからは旦那のほうが不安がっていました。

私に何かあったらどうしよう。私が痛がってる姿を見るのが辛いな。出産めっちゃ痛いんだよ?大丈夫?怖くない?などなど

私自身痛みには強い方かな?と思っていたので出産に対しての不安は全くありませんでしたが心配されるのは嬉しくて出産が少し楽しみになりました。

 

 

この日は11時頃入院して15時くらいに診察に呼ばれました。

ラミナリア桿という昆布でできた棒を膣内にいれ子宮口を広げる処置のみ。

ラミナリア桿入れるのが相当痛いという体験談をたくさん見ていたので覚悟してましたが私は入れるのは全く痛くなかったです。何本入れたかは教えてくれなかったのでわかりません。

が入れてからはすぐに生理痛のような鈍痛がはじまり寝るまで痛かったです。

痛みで寝れないなと思ってたんですが0時頃コロッと寝てました。